音楽を聴く自分の部屋
昔なら、レコード。今ならCD、いや最近はHD(ハードディスク)か。素晴らしい演奏をいつでもどこでも聴くことができるように、そんな思いで発明された記録メディアがいつの間にか主役になっている。いや、主役は言い過ぎかも知れない、言い換えれば「はばをきかせている」。悪いことだといっているわけではない。だからこそ深夜寝る前でも自分の部屋で好きな音楽を聴くことが簡単にできるのだから。
音源が何であれ、スピーカーの配置をきっちりと決めてやり、最適なリスニングポジションに身を置けば、立体的な音場がそこにあらわれる。眼を閉じれば、あたかも実際の演奏がそこで行われているかのような錯覚をしてしまう。そんな部屋つくりも少し工夫するだけで簡単にできてしまうような優れた技術が開発されている。音楽の良さのひとつは、何か別のことをしながらでも楽しむことができるということだけれど、たまには音楽を聴くために時間を使ってみたらどうだろうか。そんなときに、CDをセットするだけで簡単に実演奏を楽しめるように自分の部屋に手を入れておくのも良いことではないかと思う。














